自立訓練と生活介護の違いとは?目的・対象・支援内容をわかりやすく解説
自立訓練と生活介護の違いとは?目的・対象・支援内容をわかりやすく解説
障害福祉サービスを調べているときに、「自立訓練」や「生活介護」という言葉を目にして、
「うちの子にはどっちが合っているんだろう?」と迷われたことはありませんか?
この記事では、「自立訓練(生活訓練)」と「生活介護」の違いについて、できるだけわかりやすくご説明します。
自立訓練とは?
自立訓練(生活訓練)は、障害のある方が地域で自立した生活を送るための準備を行う訓練型の福祉サービスです。
- 生活リズムを整える
- 身の回りのことを自分でできるようにする
- 人との関わり方や社会参加の練習をする
- 就労意欲をもつ
- 自己理解を深める
- 自分と向き合う時間をつくる
といった、「これから自立に向かっていく段階」の方に向けた支援です。
生活介護とは?
生活介護は、常に介護が必要な障害のある方が、日中に活動するための場を提供するサービスです。
機能訓練や創作活動なども行われますが、基本的には「介護を受けながら安心して過ごせる場所」という位置づけです。
比較表:自立訓練と生活介護の違い
自立訓練(生活訓練) | 生活介護 | |
---|---|---|
目的 | 自立や社会参加の準備 | 安全で安定した日中生活の場 |
対象 | 自立に向けて訓練が可能な方 区分の定めなし、軽度から中程度の方 | 常に介護が必要な方 区分3以上の中程度から重度の方 |
支援内容 | 生活スキルの習得、SST、体調管理、対人関係練習、レクリエーション活動など | 食事・排せつ介助、機能訓練、創作活動など |
支援スタイル | 訓練・学習中心 | 介護・見守り中心 |
利用者の状態 | 比較的自立度が高い方 | 介助を要する方 |
どちらを選べばいいの?
支援の選択は、利用者ご本人の状態や将来の目標に応じて決まります。
例えば:
- ✔️「将来、就労や一人暮らしも視野に入れている」→ 自立訓練
- ✔️「常に誰かの介助が必要で、訓練や就労よりも安心して過ごすことが優先」→ 生活介護
障害の種類(精神・知的・身体)や程度によっても判断は変わりますので、まずは相談支援専門員や市町村の障害福祉課に相談してみるのが第一歩です。
実際にどうやって利用するの?
どちらのサービスも、障害福祉サービスの一環として「受給者証」の申請が必要です。
- 市町村の福祉窓口で相談
- サービス等利用計画(プラン)を作成
- サービスの種類・事業所が決まると、受給者証が発行される
- 通所開始
利用料金は、原則として1割負担(収入によって上限あり)です。
まとめ:目指す生活に合わせて、サービスを選びましょう
「自立訓練」と「生活介護」は、目的も対象者も異なる福祉サービスです。
どちらが良い・悪いではなく、「今の状態」と「目指す将来像」によって選ぶことが大切です。
当事業所では、「どちらが向いているか分からない」というご相談も受け付けています。
体験・見学も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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